正規ヒロインはあちらです!12
ゆめの首が左右に振れた。ふるふると。小さく。
朔の手が、すぐにその口を覆った。
大きな掌が、唇から鼻の下まで完全に塞ぐ。ゆめの吐息が指の隙間から漏れる。熱い。湿っている。声にならない声が、掌の中でくぐもる。
朔「……聞かれたくない、か」
低い囁き。耳朶のすぐ傍。
朔「なら——黙ってろ」
太腿の内側を這い上がっていた指が、着物の裾の奥に消えた。柔らかい肌。熱い。内腿の付け根を親指が撫でると、ゆめの脚が反射的に閉じようとした。
朔の膝が、それを許さなかった。
脚の間に割り込んだ膝が、さらに押し開く。小さな体。柔らかい。抵抗する力が弱い。149cmの脚が、朔の体格に簡単にこじ開けられる。
朔「……体、柔らかいな」
声が変わっていた。暗い。低い。喉の奥で転がすような音。
指が、下着の布地に触れた。薄い布。その奥の熱。湿っている。
朔の指が止まった。

朔「——濡れてる」
声が震えた。
口を塞いだ手の下で、ゆめの顔が赤く染まっているのが分かった。月明かりの中。星のような瞳が潤んで、恥辱と快楽の間で揺れている。
朔「口では嫌がるくせに」
親指が布越しに押した。柔らかい肉が沈む。ゆめの腰が跳ねた。掌の中で、くぐもった悲鳴が震えた。
朔「——ここは、正直だな」
布を横にずらした。
指が、直接触れた。
熱い。濡れている。朔の指が割れ目を辿ると、ゆめの全身が弓なりに反った。背中が畳から浮き上がり、胸が揺れた。
逆鱗が脈打ち、虹色に明滅した。口を塞がれた喉から、甘い悲鳴が漏れる。
朔「っ——」
朔の息が荒くなった。
指が一本、ゆっくりと中に沈んだ。
きつい。狭い。ゆめの内壁が朔の指を締め付けた。小さな体に見合った、狭い場所。指一本がやっと入る。
朔「……狭い」
低い。声が掠れている。
朔「誰にも触らせたことないのか」
分かっていた。何年も隣にいたのだ。ゆめに男の影がないことくらい、とっくに知っていた。
だが——聞きたかった。
口を塞いだ手を少しだけ緩めた。唇の端が見える。赤く、濡れて、朔の掌の跡がついている。
朔「答えろ」
指が中で曲がった。内壁を押し上げるように。ゆめの腰が震えた。
朔「俺以外に——触られたことあるのか」

「な、ない……初めて……で、わかんない……」
「初めて」。
その言葉が、朔の中で何かを決定的に壊した。
朔「……初めて、か」
声が低い。暗い。喉の底で、ゆっくりと転がすような音。
中に沈んだ指が、動きを止めた。きつく締め付ける内壁。狭い。熱い。誰にも触れられていない場所。それを今、自分の指が暴いている。
朔(誰も)
朔(カガミも。耀も。朧も——誰も、ここには触れていない)
朔(俺が、最初だ)
朔の目が、濡れたように光った。欲望でも怒りでもない。もっと原始的な、所有の色。
朔「分からない、だと」
指がゆっくりと引き抜かれた。濡れた音。ゆめの腰が震える。口を塞いだ手の下から、くぐもった声。
朔「なら——教えてやる」
二本目の指が添えられた。ゆっくりと。狭い場所を押し開くように沈む。ゆめの内側が抵抗する。
朔は止めなかった。きつい。痛みと、その奥にある熱。ゆめの両脚が震え、朔の膝の上で閉じようとして——閉じられない。
朔「力、抜け」
命令。だが声の端が震えている。
朔「抜かないと——痛いぞ」
口を覆っていた手が離れた。ゆめの唇が自由になる。
その隙に漏れた小さな声を、朔の唇が呑み込んだ。深く。舌を絡めながら、指は中で動き続ける。開く。慣らす。初めての場所を、自分の形に。
朔(俺だけが知ってる)
朔(この声も。この顔も。この体も。——逆鱗も)
朔(全部、俺だけが)
唇が離れた。銀の糸。朔の額から汗が落ち、ゆめの頬に当たった。
朔「……わからないなら、覚えろ」
指が引き抜かれる。朔が身を起こし、自分の帯に手をかけた。衣擦れの音。月明かりの中、朔の体が晒される。180cmの体格。鍛えられた肩。
そして——ゆめの目が逃げられなかった、その大きさ。
朔「ここに」
ゆめの太腿を掴み、押し開いた。小さな体が畳の上で広げられる。乱れた着物。零れた胸。脈打つ逆鱗。濡れて光る、閉じたままの場所。
朔「俺が入るのを」
熱いものが、入口に当たった。
朔「——目、閉じるな」
ゆめの顎を掴んだ。顔を上に向かせる。星のような瞳を、真っ直ぐ見下ろす。
朔「誰にやられてるか、見てろ」
腰が、沈んだ。
ゆっくりと。狭い場所を押し開く。ゆめの体が弓なりに反った。
悲鳴が喉から迸りかけて——朔の手が、再び口を塞いだ。掌の中で砕けた声。涙が目尻から溢れて、黒髪の中へ消えていく。
朔「っ……、——狭……」
朔の声が割れた。
きつい。熱い。ゆめの内側が全身で朔を締め付けている。
朔「痛いか」
囁き。だが腰は止まらない。もっと奥へ。初めての場所を。
朔「——いい。覚えろ。この痛みも、俺が最初だ」
沈んでいく。
「む!無理無理……!そ、それ以上……は、入らない……!!……デカすぎ……!」
「無理」。「デカすぎ」。
その言葉に、朔の腰が止まった——止まらなかった。
朔「……入ってるだろ」
低い。笑いの混じった、暗い声。
朔「無理だって言いながら、もう半分呑み込んでる」
ゆめの両手首を掴み、頭上の畳に押しつけた。片手で。
小さな手首二本が、朔の掌に簡単に収まる。空いた手が、ゆめの腰骨を掴んだ。逃げられないように。沈み込む角度を、朔の思う通りに固定する。
朔「それ以上入らない?」
腰が、一寸だけ引いた。濡れた音。ゆめの体が震える。
朔「誰が決めた」
沈んだ。
さっきより深く。狭い場所がさらに押し開かれる。ゆめの背中が畳から浮き上がり、喉から悲鳴が迸りかけた。
朔が身を伏せ、その口を自分の唇で塞いだ。声を全部呑み込む。舌で押さえつけ、噛むように。
朔「っ……ぁ」
朔自身の声も割れていた。
きつい。熱い。ゆめの内側が痙攣しながら朔を締め付けている。初めての場所が、無理やり形を変えられている感触。
腰を進めるごとに、内壁が抵抗して、負けて、受け入れる。
唇が離れた。
朔「——デカいのは、お前が小さすぎるからだ」
ゆめの耳元で囁いた。熱い息。耳朶に唇が触れる。弱い場所。ゆめの全身が跳ねた。
朔「149cmの体で」
歯が耳朶を噛む。
朔「この胸抱えて、俺の隣で何年も平気な顔して歩いてた」
腰骨を掴んだ手が、ゆめの腰を上へ引き上げた。角度が変わる。もっと深く。
朔「——小さいんだよ、お前は」
分かって言った。怒る言葉だと知っていて。
朔「小さくて、狭くて、俺のが入りきらないくせに」
さらに沈んだ。あと数センチ。
朔「口だけは、人並み以上に悪い」
ゆめの目尻から涙が溢れ、黒髪に消えた。涙に濡れた星のような瞳が、朔を見上げている。朔はその目を逸らさせなかった。
朔「見てろって言った」
顎を掴む。
朔「——あと少しだ。全部、入る」
最後の一押し。
ゆめの喉から、声にならない声が漏れた。朔の口がそれを塞ぐ。
根元まで、沈んだ。小さな体の奥に、朔の全てが収まった。二人の腰が、隙間なく重なる。
朔「っ……は、……」
朔の額から汗が落ちた。
朔「入った」
掠れた声。震える唇で、ゆめの濡れた頬に口づけた。
朔「……無理じゃなかったな」
腰骨を掴んだ手が、ゆっくりと撫でた。ゆめの腹の、へその下。内側で朔が収まっている場所を、外から確かめるように。
朔「ここまで、来てる」
押した。
ゆめの体が跳ねた。内側が締まる。朔が息を詰める。
朔「分かるか。ここ」
逆鱗が、黒く明滅していた。ゆめの霊力が乱れている。朔の肌に触れた場所から、微かに熱が吸い上
朔「分かるか。ここ」
逆鱗が、黒く明滅していた。ゆめの霊力が乱れている。朔の肌に触れた場所から、微かに熱が吸い上げられていく。
朔「……っ、なんだ、これ」
朔の腕に、黒い筋が走った。血管を辿るように、ゆめの体温ではない何かが流れ込んでくる。力が抜ける感覚。だが同時に、芯が熱くなる。
朔「吸ってるのか。俺の——」
ゆめの口を塞いでいた手が、腰骨へ戻った。掴む。固定する。
朔「構わない」
腰を引いた。濡れた音。ゆめの体が震え、内壁が追うように締まる。
朔「全部持っていけ。霊力なんて、俺にはもともと要らない」
沈んだ。
深く。根元まで。ゆめの背が反り、喉から押し殺した声が漏れる。朔はその首筋に歯を当てた。噛まない。だが離さない。
朔「お前が奪うなら——俺も奪う」
腰が動き始めた。ゆっくりと。初めての場所を、容赦なく。
朔「泣くな。見てろ。……誰にやられてるか、忘れるな」
「ひぁ……!う、動くな……!ばか!で、デカいんだって…!壊れるって…!」
「動くな」。「ばか」。「壊れる」。
朔の腰が、止まった。
朔「……ばか、か」
低い。暗い。喉の奥で笑うような音。
朔「俺にそれ言うのか。今、この状態で」
ゆめの顎を掴んだ。親指が、噛みしめた下唇を押し開く。
朔「口の悪さだけは、一人前だな」
腰が引かれた。ゆっくりと。濡れた音。ゆめの体が震え、内側が追うように締まる。朔の息が詰まった。
朔「——壊れる、だと」
沈んだ。
深く。根元まで。ゆめの背が反り、喉から押し殺した悲鳴が漏れる。朔はその口を掌で塞ぎ、耳元に唇を寄せた。
朔「壊れない」
囁き。熱い息が耳に流れ込む。ゆめの全身が跳ねる。
朔「お前の体、俺が何年見てきたと思ってる。鍛え方も、柔らかさも、どこまで曲がるかも」
ゆめの片脚を掴んだ。膝裏に手を入れ、折り畳むように胸へ押しつける。小さな体が、信じられない角度に曲がる。抵抗なく。柔らかい。
朔「……ほら、曲がる」
さらに深くなった。ゆめの瞳が見開かれる。口を塞いだ掌の中で、くぐもった声が砕ける。
朔「壊れるどころか——咥え込んでる」
腰が動き始めた。
ゆっくりと。だが容赦なく。引いて、沈める。初めての場所を、繰り返し押し開く。
ゆめの胸が揺れ、逆鱗が明滅する。朔の腕に黒い筋が走り、霊力が吸い上げられていく。朔は構わなかった。
朔「動くなって、言ったな」
深く。
朔「俺に命令するな」
さらに深く。
朔「……ずっと命令してたのはこっちだ。襟を直せ。前を見ろ。声を出すな」
腰の動きが速くなる。畳が軋む。隣の部屋に聞こえかねない音。朔は止めなかった。
朔「全部、聞かなかったくせに」
掌を口から離した。ゆめの唇が自由になる。漏れる声。甘く、壊れかけで、涙に濡れている。
朔「——今だけは、聞け」
ゆめの髪を掴んだ。黒い髪。頭を軽く引き上げ、顔を上げさせる。
朔「俺の名前以外、喋るな」
深く沈めた。
朔「呼べ」
「あ゛……!!さ、朔……無理っ……」
明らかにサイズがあってないものを何とか受け入れる。長い、太い、そして硬い
「朔」。
名前が、悲鳴に混じって零れた。
朔「——っ」
朔の喉が鳴った。腰の動きが一瞬止まり、額から汗が落ちる。
ゆめの頰に当たって、涙と混じった。
朔「……呼んだな」
掠れた声。震えている。
朔「無理、は余計だ」
ゆめの内側が痙攣しながら朔を締め付けている。長い。太い。硬い。
小さな体の奥に、明らかに見合わないものが収まっている。へその下、薄い腹の皮膚の下に朔の形が浮きかけている。朔の掌が、そこを押さえた。
朔「ここまで入ってる」
内と外から挟む。ゆめの体が跳ねた。喉から声にならない声。
朔「無理じゃない。入ってる。……ほら」
腰が引かれた。ゆっくりと。濡れた音が暗い部屋に響く。抜けかける寸前で止まり——沈んだ。
深く。根元まで。ゆめの背が反り、朔は噛みついた。首筋に。噛みちぎらない。だが跡は残る。朧の痕があった顎のすぐ下。
朔「……合ってない、って顔してるな」
囁き。耳元。弱い場所。
朔「合ってなくていい。俺が合わせる。何度でも」
動き始めた。
遠慮が消えた。引いて、沈める。初めての場所を、繰り返し押し開く。畳が軋む。
ゆめの胸が揺れる。逆鱗が黒く明滅し、朔の腕に黒い筋が這い上がる。霊力が抜けていく。朔は構わなかった。むしろ、強くなった。
朔「吸え。全部持っていけ」
ゆめの髪を掴んだ。頭を引き上げ、顔を見下ろす。涙に濡れた星のような瞳。噛みしめた唇。
朔「その代わり——」
深く。
朔「ここは、俺のものだ」
ゆめの両脚を抱え上げた。膝裏を掴み、胸へ押し付ける。小さな体が二つに折れる。信じられないほど柔らかい。角度が変わり、さらに奥へ。
朔「……柔らかい。壊れるどころか、まだ入る」
ゆめの口から漏れる声が、もう抑えきれない。朔が掌で塞ぐ。掌の中で砕ける悲鳴。
朔「名前、呼べって言った」
掌を少しだけ緩める。
朔「無理、じゃなくて。……俺の名前だけ」
腰が速くなった。
朔「お前が初めてで、俺が最初で——誰に奪われたか、体に覚えさせろ」