正規ヒロインはあちらです! / 第12話 超える一線

正規ヒロインはあちらです!12

身長149cmチビッ子だが、小さいと言われると怒る。胸は大きめ。口が悪くて生意気。 / 2026.10.12

ゆめの首が左右に振れた。ふるふると。小さく。
朔の手が、すぐにその口を覆った。

大きな掌が、唇から鼻の下まで完全に塞ぐ。ゆめの吐息が指の隙間から漏れる。熱い。湿っている。声にならない声が、掌の中でくぐもる。

朔「……聞かれたくない、か」

低い囁き。耳朶のすぐ傍。

朔「なら——黙ってろ」

太腿の内側を這い上がっていた指が、着物の裾の奥に消えた。柔らかい肌。熱い。内腿の付け根を親指が撫でると、ゆめの脚が反射的に閉じようとした。

朔の膝が、それを許さなかった。

脚の間に割り込んだ膝が、さらに押し開く。小さな体。柔らかい。抵抗する力が弱い。149cmの脚が、朔の体格に簡単にこじ開けられる。

朔「……体、柔らかいな」

声が変わっていた。暗い。低い。喉の奥で転がすような音。

指が、下着の布地に触れた。薄い布。その奥の熱。湿っている。

朔の指が止まった。

朔「——濡れてる」

声が震えた。

口を塞いだ手の下で、ゆめの顔が赤く染まっているのが分かった。月明かりの中。星のような瞳が潤んで、恥辱と快楽の間で揺れている。

朔「口では嫌がるくせに」

親指が布越しに押した。柔らかい肉が沈む。ゆめの腰が跳ねた。掌の中で、くぐもった悲鳴が震えた。

朔「——ここは、正直だな」

布を横にずらした。

指が、直接触れた。

熱い。濡れている。朔の指が割れ目を辿ると、ゆめの全身が弓なりに反った。背中が畳から浮き上がり、胸が揺れた。
逆鱗が脈打ち、虹色に明滅した。口を塞がれた喉から、甘い悲鳴が漏れる。

朔「っ——」

朔の息が荒くなった。

指が一本、ゆっくりと中に沈んだ。

きつい。狭い。ゆめの内壁が朔の指を締め付けた。小さな体に見合った、狭い場所。指一本がやっと入る。

朔「……狭い」

低い。声が掠れている。

朔「誰にも触らせたことないのか」

分かっていた。何年も隣にいたのだ。ゆめに男の影がないことくらい、とっくに知っていた。

だが——聞きたかった。

口を塞いだ手を少しだけ緩めた。唇の端が見える。赤く、濡れて、朔の掌の跡がついている。

朔「答えろ」

指が中で曲がった。内壁を押し上げるように。ゆめの腰が震えた。

朔「俺以外に——触られたことあるのか」

「な、ない……初めて……で、わかんない……」

「初めて」。

その言葉が、朔の中で何かを決定的に壊した。

朔「……初めて、か」

声が低い。暗い。喉の底で、ゆっくりと転がすような音。

中に沈んだ指が、動きを止めた。きつく締め付ける内壁。狭い。熱い。誰にも触れられていない場所。それを今、自分の指が暴いている。

朔(誰も)

朔(カガミも。耀も。朧も——誰も、ここには触れていない)

朔(俺が、最初だ)

朔の目が、濡れたように光った。欲望でも怒りでもない。もっと原始的な、所有の色。

朔「分からない、だと」

指がゆっくりと引き抜かれた。濡れた音。ゆめの腰が震える。口を塞いだ手の下から、くぐもった声。

朔「なら——教えてやる」

二本目の指が添えられた。ゆっくりと。狭い場所を押し開くように沈む。ゆめの内側が抵抗する。
朔は止めなかった。きつい。痛みと、その奥にある熱。ゆめの両脚が震え、朔の膝の上で閉じようとして——閉じられない。

朔「力、抜け」

命令。だが声の端が震えている。

朔「抜かないと——痛いぞ」

口を覆っていた手が離れた。ゆめの唇が自由になる。
その隙に漏れた小さな声を、朔の唇が呑み込んだ。深く。舌を絡めながら、指は中で動き続ける。開く。慣らす。初めての場所を、自分の形に。

朔(俺だけが知ってる)

朔(この声も。この顔も。この体も。——逆鱗も)

朔(全部、俺だけが)

唇が離れた。銀の糸。朔の額から汗が落ち、ゆめの頬に当たった。

朔「……わからないなら、覚えろ」

指が引き抜かれる。朔が身を起こし、自分の帯に手をかけた。衣擦れの音。月明かりの中、朔の体が晒される。180cmの体格。鍛えられた肩。
そして——ゆめの目が逃げられなかった、その大きさ。

朔「ここに」

ゆめの太腿を掴み、押し開いた。小さな体が畳の上で広げられる。乱れた着物。零れた胸。脈打つ逆鱗。濡れて光る、閉じたままの場所。

朔「俺が入るのを」

熱いものが、入口に当たった。

朔「——目、閉じるな」

ゆめの顎を掴んだ。顔を上に向かせる。星のような瞳を、真っ直ぐ見下ろす。

朔「誰にやられてるか、見てろ」

腰が、沈んだ。

ゆっくりと。狭い場所を押し開く。ゆめの体が弓なりに反った。
悲鳴が喉から迸りかけて——朔の手が、再び口を塞いだ。掌の中で砕けた声。涙が目尻から溢れて、黒髪の中へ消えていく。

朔「っ……、——狭……」

朔の声が割れた。

きつい。熱い。ゆめの内側が全身で朔を締め付けている。

朔「痛いか」

囁き。だが腰は止まらない。もっと奥へ。初めての場所を。

朔「——いい。覚えろ。この痛みも、俺が最初だ」

沈んでいく。

「む!無理無理……!そ、それ以上……は、入らない……!!……デカすぎ……!」

「無理」。「デカすぎ」。

その言葉に、朔の腰が止まった——止まらなかった。

朔「……入ってるだろ」

低い。笑いの混じった、暗い声。

朔「無理だって言いながら、もう半分呑み込んでる」

ゆめの両手首を掴み、頭上の畳に押しつけた。片手で。
小さな手首二本が、朔の掌に簡単に収まる。空いた手が、ゆめの腰骨を掴んだ。逃げられないように。沈み込む角度を、朔の思う通りに固定する。

朔「それ以上入らない?」

腰が、一寸だけ引いた。濡れた音。ゆめの体が震える。

朔「誰が決めた」

沈んだ。

さっきより深く。狭い場所がさらに押し開かれる。ゆめの背中が畳から浮き上がり、喉から悲鳴が迸りかけた。
朔が身を伏せ、その口を自分の唇で塞いだ。声を全部呑み込む。舌で押さえつけ、噛むように。

朔「っ……ぁ」

朔自身の声も割れていた。

きつい。熱い。ゆめの内側が痙攣しながら朔を締め付けている。初めての場所が、無理やり形を変えられている感触。
腰を進めるごとに、内壁が抵抗して、負けて、受け入れる。

唇が離れた。

朔「——デカいのは、お前が小さすぎるからだ」

ゆめの耳元で囁いた。熱い息。耳朶に唇が触れる。弱い場所。ゆめの全身が跳ねた。

朔「149cmの体で」

歯が耳朶を噛む。

朔「この胸抱えて、俺の隣で何年も平気な顔して歩いてた」

腰骨を掴んだ手が、ゆめの腰を上へ引き上げた。角度が変わる。もっと深く。

 

朔「——小さいんだよ、お前は」

分かって言った。怒る言葉だと知っていて。

朔「小さくて、狭くて、俺のが入りきらないくせに」

さらに沈んだ。あと数センチ。

朔「口だけは、人並み以上に悪い」

ゆめの目尻から涙が溢れ、黒髪に消えた。涙に濡れた星のような瞳が、朔を見上げている。朔はその目を逸らさせなかった。

朔「見てろって言った」

顎を掴む。

朔「——あと少しだ。全部、入る」

最後の一押し。

ゆめの喉から、声にならない声が漏れた。朔の口がそれを塞ぐ。
根元まで、沈んだ。小さな体の奥に、朔の全てが収まった。二人の腰が、隙間なく重なる。

朔「っ……は、……」

朔の額から汗が落ちた。

朔「入った」

掠れた声。震える唇で、ゆめの濡れた頬に口づけた。

朔「……無理じゃなかったな」

腰骨を掴んだ手が、ゆっくりと撫でた。ゆめの腹の、へその下。内側で朔が収まっている場所を、外から確かめるように。

朔「ここまで、来てる」

押した。

ゆめの体が跳ねた。内側が締まる。朔が息を詰める。

 

朔「分かるか。ここ」

逆鱗が、黒く明滅していた。ゆめの霊力が乱れている。朔の肌に触れた場所から、微かに熱が吸い上

朔「分かるか。ここ」

逆鱗が、黒く明滅していた。ゆめの霊力が乱れている。朔の肌に触れた場所から、微かに熱が吸い上げられていく。

朔「……っ、なんだ、これ」

朔の腕に、黒い筋が走った。血管を辿るように、ゆめの体温ではない何かが流れ込んでくる。力が抜ける感覚。だが同時に、芯が熱くなる。

朔「吸ってるのか。俺の——」

ゆめの口を塞いでいた手が、腰骨へ戻った。掴む。固定する。

朔「構わない」

腰を引いた。濡れた音。ゆめの体が震え、内壁が追うように締まる。

朔「全部持っていけ。霊力なんて、俺にはもともと要らない」

沈んだ。

深く。根元まで。ゆめの背が反り、喉から押し殺した声が漏れる。朔はその首筋に歯を当てた。噛まない。だが離さない。

朔「お前が奪うなら——俺も奪う」

腰が動き始めた。ゆっくりと。初めての場所を、容赦なく。

朔「泣くな。見てろ。……誰にやられてるか、忘れるな」

「ひぁ……!う、動くな……!ばか!で、デカいんだって…!壊れるって…!」

「動くな」。「ばか」。「壊れる」。

 

朔の腰が、止まった。

朔「……ばか、か」

低い。暗い。喉の奥で笑うような音。

朔「俺にそれ言うのか。今、この状態で」

ゆめの顎を掴んだ。親指が、噛みしめた下唇を押し開く。

朔「口の悪さだけは、一人前だな」

腰が引かれた。ゆっくりと。濡れた音。ゆめの体が震え、内側が追うように締まる。朔の息が詰まった。

朔「——壊れる、だと」

沈んだ。

深く。根元まで。ゆめの背が反り、喉から押し殺した悲鳴が漏れる。朔はその口を掌で塞ぎ、耳元に唇を寄せた。

朔「壊れない」

囁き。熱い息が耳に流れ込む。ゆめの全身が跳ねる。

朔「お前の体、俺が何年見てきたと思ってる。鍛え方も、柔らかさも、どこまで曲がるかも」

ゆめの片脚を掴んだ。膝裏に手を入れ、折り畳むように胸へ押しつける。小さな体が、信じられない角度に曲がる。抵抗なく。柔らかい。

朔「……ほら、曲がる」

さらに深くなった。ゆめの瞳が見開かれる。口を塞いだ掌の中で、くぐもった声が砕ける。

朔「壊れるどころか——咥え込んでる」

腰が動き始めた。

ゆっくりと。だが容赦なく。引いて、沈める。初めての場所を、繰り返し押し開く。
ゆめの胸が揺れ、逆鱗が明滅する。朔の腕に黒い筋が走り、霊力が吸い上げられていく。朔は構わなかった。

朔「動くなって、言ったな」

深く。

朔「俺に命令するな」

さらに深く。

朔「……ずっと命令してたのはこっちだ。襟を直せ。前を見ろ。声を出すな」

腰の動きが速くなる。畳が軋む。隣の部屋に聞こえかねない音。朔は止めなかった。

朔「全部、聞かなかったくせに」

掌を口から離した。ゆめの唇が自由になる。漏れる声。甘く、壊れかけで、涙に濡れている。

朔「——今だけは、聞け」

ゆめの髪を掴んだ。黒い髪。頭を軽く引き上げ、顔を上げさせる。

朔「俺の名前以外、喋るな」

深く沈めた。

朔「呼べ」

「あ゛……!!さ、朔……無理っ……」

明らかにサイズがあってないものを何とか受け入れる。長い、太い、そして硬い

「朔」。

名前が、悲鳴に混じって零れた。

朔「——っ」

朔の喉が鳴った。腰の動きが一瞬止まり、額から汗が落ちる。
ゆめの頰に当たって、涙と混じった。

朔「……呼んだな」

掠れた声。震えている。

朔「無理、は余計だ」

ゆめの内側が痙攣しながら朔を締め付けている。長い。太い。硬い。
小さな体の奥に、明らかに見合わないものが収まっている。へその下、薄い腹の皮膚の下に朔の形が浮きかけている。朔の掌が、そこを押さえた。

朔「ここまで入ってる」

内と外から挟む。ゆめの体が跳ねた。喉から声にならない声。

朔「無理じゃない。入ってる。……ほら」

腰が引かれた。ゆっくりと。濡れた音が暗い部屋に響く。抜けかける寸前で止まり——沈んだ。

深く。根元まで。ゆめの背が反り、朔は噛みついた。首筋に。噛みちぎらない。だが跡は残る。朧の痕があった顎のすぐ下。

朔「……合ってない、って顔してるな」

囁き。耳元。弱い場所。

朔「合ってなくていい。俺が合わせる。何度でも」

動き始めた。

遠慮が消えた。引いて、沈める。初めての場所を、繰り返し押し開く。畳が軋む。
ゆめの胸が揺れる。逆鱗が黒く明滅し、朔の腕に黒い筋が這い上がる。霊力が抜けていく。朔は構わなかった。むしろ、強くなった。

朔「吸え。全部持っていけ」

ゆめの髪を掴んだ。頭を引き上げ、顔を見下ろす。涙に濡れた星のような瞳。噛みしめた唇。

朔「その代わり——」

深く。

朔「ここは、俺のものだ」

ゆめの両脚を抱え上げた。膝裏を掴み、胸へ押し付ける。小さな体が二つに折れる。信じられないほど柔らかい。角度が変わり、さらに奥へ。

朔「……柔らかい。壊れるどころか、まだ入る」

ゆめの口から漏れる声が、もう抑えきれない。朔が掌で塞ぐ。掌の中で砕ける悲鳴。

朔「名前、呼べって言った」

掌を少しだけ緩める。

朔「無理、じゃなくて。……俺の名前だけ」

腰が速くなった。

朔「お前が初めてで、俺が最初で——誰に奪われたか、体に覚えさせろ」

第12話 / 全13話
  1. 第1話 出会い
  2. 第2話 保護者じゃねえ
  3. 第3話 お昼休みとお呼び出し
  4. 第4話 謝罪は形だけ
  5. 第5話 それぞれの胸の内と外周警護
  6. 第6話 外周に集まらないでください
  7. 第7話 暇潰しとお土産
  8. 第8話 半歩先の相棒
  9. 第9話 宴のあとにお呼び出し
  10. 第10話 霊符越しの声と、近すぎる相棒
  11. 第11話 いつもの朔じゃない
  12. 第12話 超える一線
  13. 第13話 ここにいて